【実践編】DMM英会話でハズレ講師を引かないための予約方法

DMM英会話は、5段階評価制度があり、生徒側の評価によりハズレ講師を視覚化しているオンライン英会話です。
生徒からのフィードバックを表示しなかったり、フィードバック制度そのものが存在しないオンライン英会話も多い中、 ユーザーにとって非常に使いやすいシステムを提供しています。

この記事では、講師選びの判断基準と、具体的な予約方法をまとめました。

ハズレ講師を引かないために、ぜひ最後まで読んでいってください。

判断基準編

1：自分のお気に入り講師　（重要度：高）

 ハートマークのついた講師が自分のお気に入り講師。

最も重要なのが、自分が実際にレッスンを受けてみてどう感じたかです。
お気に入り講師を増やしていくことで、自分自身の実体験に基づいたハズレ講師のフィルターがどんどん増えていくので、
積極的に機能を使っていくことをおすすめします。

「めちゃくちゃ良い！」と感動するような超お気に入り講師にだけ「お気に入り講師」をつける、
などハードルを上げてしまうと、
なかなかお気に入り講師が増えていかないので、「そこそこ良かった」ぐらいのレベルでまずは「お気に入り講師」に登録。

2回目以降のレッスンで「もう予約したくない」と感じるレッスンがあったら、即「お気に入り講師」から外すぐらいでちょうど良いです。

2：5段階評価の評価スコア　（重要度：高）

※4.97という部分が評価スコアに該当します。

レッスンが終わると生徒はそのレッスンを5段階で評価することができます。

ホームページに掲載されているのは、直近100レッスンの平均スコアです。
つまり過去の累積ではなく、直近のパフォーマンスで講師を選ぶことができる、というわけです。

昔は良いレッスンを提供していたものの、最近はすっかりやる気がない、
なんてケースもありえるので、直近のパフォーマンスそのものを知れるのはありがたいですね。

スコアは0.01刻みで、0.00〜5.00の500段階です。
レッスンを30,000分以上受講した自分の感覚で、講師の評価を言語化すると、以下のようなイメージです。

ハズレ講師を引きたくなければ、4.79以下の講師の予約は取らない。
これが基本です。

3：累積評価件数　（重要度：中）

※3255という部分が累計評価件数です。

評価件数は直近100件の平均ではなく、累積の数字。
このため、講師歴が長い講師、レッスン提供数が多い講師が評価件数が多くなります。

講師として十分な数のレッスンを提供しているか、レッスンに慣れているか、を見る指標です。

基準としては300件を超えていれば十分。

4：信頼マークの有無　（重要度：中）

盾のようなマークが信頼マークです。

a.講師都合によるレッスンキャンセル率1%以下
b.月80回以上レッスンを提供

の両方を満たす条件につけられます。

aについては、日頃からキャンセルが多いような講師は、評価スコアも自ずと低くなっていくので、

特に気にすることはないと思います。

ただ、bについては、あまりレッスンを提供していない講師が、高い評価スコアをキープしていると言われていて、

そこが表面化されています。

「評価スコアが高い」が「信頼マークのついていない」講師は、

積極的にレッスンを提供していない = 予約が取れる可能性は低い

ということになります。

評価スコアが高ければその時点でハズレ講師ではないですが、

なるべくお気に入り講師の中でレッスンを回したいという方は、避けておいたほうが無難です。

5：お気に入り講師登録件数　（重要度：中）

「お気に入り登録」とは、もう一度レッスンを受けたい講師を登録し、予約画面の先頭に表示するシステムです。

この講師ともう一度レッスンを受けたいというユーザー数が多ければ多いほど、良い講師ですし、
これまで良いレッスンを提供してきた経験値を表す数字でもあります。

当然ながらお気に入り講師登録数が多い講師は良い講師です。
ではなぜ重要度が中なのかと言うと

などの理由が挙げられます。

6：評価スコア詳細　（重要度：低）

これまでについた評価スコアの累積の数字を見ることもできます。

各評価右の数字部分をクリックすると、各評価のみのコメントを見ることが出来ます。
例えば、★1をつけている評価をソートして、

・悪い評価の具体的な内容
・それがいつの評価か

を見ることもできます。

悪い評価がついていても、数ヶ月前の古い評価であったり、同じ内容の悪い評価が続いていなければ、すでに改善されている場合が大半ですので気にすることはないです。

重要度を低くした理由は、

・コメントを1件1件読んでいくことに時間がかかるのと、

・直近の悪い評価が続いている場合、2の「5段階評価のスコア」が低くなるので、ここを見る必要はない

という2つが挙げられます。

ぐらいの使い方が良いと考えます。

7：講師の自己紹介動画　（重要度：低）

講師自身の自己紹介動画は、講師の生の発音が確認できます。

初心者でも聞き取りやすい英語を話すか、講師の雰囲気、などがレッスンを受講することなく、ある程度判断できます。
ただ、紹介動画は30秒〜1分あり、1件1件見ていくのは時間がかかるのがデメリット。

紹介動画そのものが、予約判断に影響を及ぼすことは稀なので、気になる場合だけ、予約後に確認すれば良いでしょう。

8：講師経歴　（重要度：低）

英語教師としての指導経歴を見ることができます。
ちなみに、「New teacher」と書かれた講師でも、講師経歴3年以上になっていることも多いので、
DMM英会話に限定した講師キャリアではないようです。

講師プロフィールページから見ることができる講師経歴は、下記の4種類。

経験年数が多い方が、良質のレッスンをしてくれる可能性が高いです。

ただ、指導歴が長い講師であっても、教えることに対しての情熱がなかったり、回線が不安定なこともあるので、

直近の5段階評価の評価スコアの方を優先して参照した方が良いでしょう。

まとめ：重要度の高い評価基準のみに絞る

ここまでご紹介した8つの評価基準を、「チェックにかかる時間」と「重要度」でまとめます。

細かく見ていくことはできますが、細かく見ていけば見ていくほど毎回の予約に時間がかかります。

レッスン予約にどれだけ時間をかけても、講師を選んでいる時間そのものは英語力向上には繋がりません。

例えば毎回予約にかかっている時間を毎日10分短縮して、その分をiKnow!の自主学習に充てれば、1ヶ月で300分（=5時間）の時間が捻出できます。

また、講師を選んでいる間に、別の生徒にその講師を予約される可能性もあり、デメリットが大きいです。

「チェックにかかる時間」が少なく、「重要度」が高い判断基準のみに絞り、予約にかかる時間を短縮していきましょう。

では、ここから具体的な予約方法をご紹介します。

予約方法編

1：自分の中での予約基準を決める

上で解説した判断基準で、即予約する判断基準を決めましょう。

予約基準の例を以下に上げておきます。

2：毎日のレッスン時間を決める

当日すべてのレッスン時間帯で検索してしまうと、自分が予約しない時間帯が含まれます。
予約しない時間に良い評価の講師がいても、自分が予約することはないので、はじめから表示する必要はありません。

予約に時間を取られる一因になるので、時間帯は絞りましょう。

また、一番良い講師を予約するために、その講師に自分の予定を合わせる方法もおすすめしません。
時間を取られ、決断疲れを起こし、レッスン未受講になる可能性が高まるためです。

具体的な理由は以下の通り。

人が1日のうちに決断できる総量は決まっていると言われています。
毎日行うレッスン予約によって消耗されないよう、

・朝食前の1時間の間にレッスン
・夕食後の1時間の間にレッスン

など、レッスンをする時間帯とルーティーンとして固定するのがおすすめです。

3：レッスンが終わったらすぐ予約する

レッスンが終わったらすぐに翌日のレッスンを予約しましょう。

理由は良い講師はすぐに予約されてしまうので、予約が早ければ早いほど良い講師が残っているからです。
この時、前述の「自分の中での予約基準」「毎日のレッスン時間」を決めておけば、すぐに予約を確定することができます。
ぜひ前もって決めておきましょう。

4：「予約可」ボタンが押せたら、まず予約を確定する

自分の基準にあった講師が見つかったら、すぐに予約を確定しましょう。

特に
・評価の高い講師
・予約・講師検索画面の1ページ目に表示されている講師
は他の生徒にとっても予約したい講師のため、とにかく他の生徒との秒単位での競争です。

おすすめの方法としては、
1.予約可ボタンを押して予約画面に進んだら、まず先に予約を確定する
2.レッスン予約完了画面の「予約しているレッスン」テキストリンクから、予約内容を変更する
という方法です。

DMM英会話では、「予約可」ボタンを押しても、予約が確定しておらず、教材などを選んでいる最中に他の生徒に予約が取られてしまうことがあります。
これを回避するために、まず予約を確定してしまう、というわけです。

なお、「予約内容を変更する」で教材内容を変更した際、間違ってしまった場合の対処方法はこの記事でまとめています。
併せて参考にしてください。