【実践編】講師の5段階評価をして、講師の良し悪しを見える化しよう！

DMM英会話では、講師の5段階評価によって、講師の良し悪しが評価スコアという形で見える化されています。

ただ、講師がたとえあまり良くないレッスンを提供しても、生徒が悪い評価をつけないと講師の評価スコアに反映されず、それが表に出ることはありません。

こういうレッスンが増えてしまうと、せっかくの評価スコアで悪い講師を見分けにくくなるので、生徒個人個人が悪いレッスンを受けたときほど積極的に活用すべきです。

特に、普段講師選びに評価スコアを参照している方であれば、より信頼できる評価スコアにするために、自分もレッスン評価をつけるようにしていきましょう。

この記事では、DMM英会話の5段階評価（★）について解説します。

1.5段階評価（★）のつけ方

レッスン終了後にトップページに戻ると、評価画面が表示されます。
この画面で「5段階評価」および「評価コメント」を入力することができます。

また毎回は評価をしたくない場合、
「登録情報変更」 →「評価ポップアップ」 →「表示しない」 で非表示にすることができます。

非表示にした場合、レッスン終了後48時間以内であれば、

レッスン履歴「レッスンを評価する」ボタンから評価することができます。

自分がつけた5段階評価は、レッスン履歴部分にはもちろん、

講師プロフィール欄「レッスン受講履歴」に残るので、次回レッスン受講時の参考にすることもできます。

 

2.DMM英会話における5段階評価の傾向（生徒からの評価ベース）

圧倒的に5の評価が多いのが特徴です。
上の画像はとある講師の5段階評価の詳細ですが、各評価の割合を算出すると以下のようになります。

★★★★★	92.1%
★★★★	6.3%
★★★	1.3%
★★	0.1%
★	0.1%

5をつける生徒が全体の92%という結果です。
これは単純に講師が良いレッスンをした、という点も考えられますが、日本人特有の以下の感情による点も大きいと個人的には感じています。

前述の通りですが、生徒が悪い評価をつけないと講師の評価スコアに反映されないため、

個人的には悪いと感じたレッスンには、相応の評価をつけるべきだと考えています。

あと別の理由として、
・常時評価をつけている生徒は予約方法を熟知していて、ハズレ講師を引きにくいため、5になりやすい。
という原因もあるかもしれませんね。

ハズレ講師を引かない予約方法はこちらの記事で解説しているので、参照してください。

【実践編】DMM英会話でハズレ講師を引かないための予約方法

DMM英会話は、5段階評価制度があり、生徒側の評価によりハズレ講師を視覚化しているオンライン英会話です。生徒からのフィードバックを表示しなかったり、フィードバック制度そのものが存在しないオンライン英会 ...

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3.DMM英会話における5段階評価別の講師比率

続いてとある日に、予約できる講師1834人のうち、評価スコアの割合はどうなっているのかも調べてみました。以下が調査結果です。

評価スコア	講師数	比率
4.90以上	900	49.1%
4.80〜4.89	576	31.4%
4.70〜4.79	180	9.8%
4.69以下&New teacher	178	9.7%
全体	1834	100.0%

4.90以上の講師（0人〜900人）

 

4.80以上の講師で80%を占め、それ以下の講師が20%といった割合です。

ちなみに調査時、4.00を切る講師は1名のみでした。

4.DMM英会話における5段階評価の評価基準

DMM英会話における5段階評価の傾向を見てきました。

これらが何を意味するのかと言うと、

ということです。

★3を基準にした評価をすると、意図せずに普通のレッスンをした講師の評価スコアを下げてしまうことになるので、注意しましょう。

最初は評価基準が全く分からないと思いますので、参考までに自分の評価基準を言語化しました。

5段階評価	レッスン評価	コメント欄	注意点　/　使用シーン
★★★★★	問題なし	任意	特に注意点はなし。
★★★★	問題ちょっとだけあり	任意	今後もレッスン予約をする場合、匿名となる★評価のみにする
★★★	やや問題ありだが許容範囲	必須	コメント必須で身バレするため、もう2度とレッスン予約しない講師に対して使用
★★	問題あり。許容もできず、レッスンに支障あり	必須	コメント必須で身バレするため、もう2度とレッスン予約しない講師に対して使用
★	最悪。2度と予約しない	必須	コメント必須で身バレするため、もう2度とレッスン予約しない講師に対して使用

 

5.自分がつけた5段階評価は、講師にバレる？

5-1.5段階評価と評価コメント両方

コメントを入れた場合、講師のプロフィールページに生徒のニックネーム、日付と一緒に表示されます。

DMM英会話の生徒用サイトに訪れて、自分の評価をGoogle翻訳などで読んでいる講師もいます。

評価コメントを書いたものはバレるものと思って書いたほうがいいでしょう。

5-2.5段階評価のみ、評価コメントなし

 

★評価はニックネームが残らず、匿名の評価になるため、まずバレません。

ただ、ほとんどないと思いますが、講師がレッスン終了前後に、DMM英会話の生徒用サイトを訪れて、星評価の各数値を比較した場合はバレます。

（例：A生徒のレッスン終了後に、星4が1つ増えた、など）

バレるのがどうしても心配の場合、評価するタイミングを翌日のレッスン受講後にするなど、ズラすことをおすすめします。

6.新たにDMM英会話を始めた場合、5段階評価はどのタイミングから始めるか？

DMM英会話を始めたばかりの場合、いつから5段階評価を開始するべきかを解説します。

6-1.一定数レッスンを受講し、基本ルールや平均的なレッスンのレベルを理解してから

など、最初は基本ルールもよく分からないため、DMM英会話のレッスンに慣れていないうちは評価を避けた方が無難です。

また、ある程度他の講師のレッスンを受けないと、比較そのものができないため、10レッスン程度までは評価を避けたほうが良いでしょう。

6-2.講師に英語で自分の要望を伝えられるようになってから

外国人講師である相手が、外国人かつ初対面の生徒の英語レベルや感情を推し量ることはできません。

講師にこうしてほしいという要望がある場合、必ず英語で伝えるようにしましょう。

また、伝えなければ分からない要望を伝えていない場合、悪い評価をつけるのはやめましょう。

生徒としてはレッスン中にずっと我慢する必要があり、講師は言われなければ分からないことで評価スコアを落とすことになり、お互いに良いことがありません。

以下は講師プロフィール画面で散見されるコメントの一例です。

お気に入り講師がこの類のコメントで評価スコアを落としているのを見るといつも心苦しくなります。

書くべきではない評価コメント内容（講師側に責任があるかが不明）	講師にしてみたら・・・	書くべき評価コメント内容（伝えても対応しなかった講師側の責任）
講師の話すスピードが私には早かった	各生徒がどの程度のスピードが適正か分からない。早すぎるならその場で言ってほしい。	もう少しゆっくり話してほしいと伝えたが、話すスピードを調整してくれなかった。
英語が理解できず困っていても助けてくれなかった	生徒に黙られてしまうと、何に困っているのか全く分からない。	英語が理解できなかったため、チャットボックスに入力してほしいと伝えたが、拒否された。
あまりチャットボックスを使ってくれなかった	各生徒が希望する、チャットボックスに入力する頻度と内容がわからない。	自分のリーディング中に詰まった単語はすべてチャットへ入力してほしいと伝えたが、ごく一部しかチャットに入れてくれなかった。

7.その他5段階評価で注意すべきこと

7-1.他の生徒に参考になるように書く

講師と生徒間でしか分からない、手紙のような長文英語による評価コメントもありますが、他の生徒にとっては全く役に立ちません。

講師との個人的なやり取りはレッスン中に行うようにしましょう。

7-2.同じ講師へ何度もコメント付きの評価をしない

たまに同じ講師を毎日レッスン受講してその度に同じコメントを残す生徒さんを見かけます。

評価コメント欄がその生徒さんからのコメントのみで埋め尽くされると、他の生徒さんのコメントが読みにくくなります。

1講師1コメントはを目安に、それ以外はコメントなしの★評価のみにしましょう。

7-3.コメントは日本語で書くべきか、英語で書くべきか

どちらでも良いと思います。

英語のアウトプットの練習として使う場合、英語で書くのも良いと思いますし、コメントに対して時間をかけている余裕がない場合、日本語でさらっと書いてしまえば良いと思います。

7-4.一度送信された評価は取り消せない

一度送信された評価は取り消せません。

特に悪い評価をする場合は、送信前に必ず内容を確認しましょう。

8.5段階評価まとめ

最後に5段階評価のメリット/デメリットをまとめます。

5段階評価は、講師選びの根幹となるシステム。

「評価基準」と「講師にバレない評価方法」を正しく理解し、デメリットなく使っていきましょう！