中級者以上に人気の教材、デイリーニュース。
毎日複数のニュース記事がアップデートされ、何かしら自分が興味のあるトピックをすぐに見つけることができます。
このデイリーニュースで一番のポイントは、ディスカッションパート。
このディスカッションパートがなぜ一番のポイントになるのか、 またこのパートを活かすために、
デイリーニュースをどうやって進めていくのが効果的なのか、 この記事でまとめていきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
この記事はこんな方におすすめ
- デイリーニュースの基本的な使い方を知りたい
- デイリーニュースの構成と一般的な所要時間を知りたい
- ディスカッションパートに多くの時間を割くべき理由を知りたい
- デイリーニュースの効果的な使い方と所要時間を知りたい
1.デイリーニュースの基本的な使い方
ではまず、デイリーニュースの基本的な使い方から見ていきましょう。
1-1.翻訳機能
各記事の右上にある「翻訳を表示」というトグルをONにすると、日本語訳を表示することができます。
翻訳はレベル6以下の教材に対応しています。
1-2.記事レベルの絞り込み
トップページで右上の「Level▼」部分をクリックすると、記事の英語レベルを絞り込むことができます。
日本語対応したニュース記事のみを表示させたい場合、レベル5〜6を選択しましょう。
1-3.使用言語
右上の地球儀のマークをクリックすると、翻訳に使用する言語の選択が可能です。
スマホだと、言語設定を「English」にしていると、「翻訳を表示」のトグルが表示されないので注意しましょう。
1-4.キーワード検索
虫メガネのマークをクリックするとワード検索が可能です。興味のある単語で検索できます。
写真は、「Animal」で検索した結果。結果780記事ってどんだけ記事数あるんだろう。。。
デイリーニュース恐るべし。
1-5.カテゴリ選択
Categoryを押すと、9カテゴリからソートが可能です。
1-6.Vocabulary 内右上「 iKnow! で学習する」ボタン ※パソコンのみ表示
2種類のアイコンがあり、機能が異なります。
左のアイコン: Vocabularyすべての単語を、iKnow! アカウント内の「DMM英会話の単語帳」コースへ追加。かつ、iKnow! が起動し、Vocabularyすべての単語の学習が始まる。
右のアイコン :Vocabularyすべての単語を、iKnow! アカウント内の「DMM英会話の単語帳」コースへ追加。
コースへ追加する単語は選べませんので、iKnow!での学習不要な既知単語については、iKnow!側のカスタムコース内「DMM英会話の単語帳」にアクセスし、削除しましょう。(※パソコンのみ可能)
2.デイリーニュースの構成と一般的な所要時間
Exercise 1:Vocabulary ボキャブラリー (所要時間:約5分〜10分)
記事内にある単語を別の例文で学びます。
自分1人で読むと約5分。講師の後に続いて読んでいくと約10分かかります。
例文の量が多い記事だとそれ以上かかる場合もあります。
Exercise 2:Article ニュース記事 (所要時間:約5分〜10分)
メインのニュース記事を読みます。
自分1人で読むと約5分。講師の後に続いて読んでいくと約10分かかります。
Exercise 3:Questions 質問 (所要時間:約3分)
ニュース記事の内容についての質問です。記事内に答えがあるので、そのまま答えていきます。
Exercise 4:Discussion 議論 (所要時間:約4分〜8分)
ニュース記事を題材に、自分のケースや自分の意見などを、英語で言うパートです。
自分の意見だけ言うと4分、講師の意見も聞くと8分かかります。
Exercise 5:Further Discussion 一歩踏み込んだ議論 (所要時間:約4分〜8分)
ニュース記事を題材に、自分のケースや自分の意見などを、英語で言うパート、その2です。
普通にやっていくとレッスンが途中で終わる
この所要時間を見て、あれ?と思った方は正解。
普通に講師の後を続いて読んでいく形で、 レッスンを順に進めていくと、Exercise 4の途中(だいたい1問目)で25分のレッスンが終わってしまいます。
英語力的にディスカッションするのは難しく、「音読教材としてデイリーニュースを使っている場合」は、 これでも良いでしょう。
ただ、教材の音声が欲しい場合、 ブラウザで再生させれば良いだけだし、その音声に続いて読むことも自分一人でできます。
せっかく講師とマンツーマンでレッスンをしているので、自分一人でできるパートは飛ばし、
その分、自分一人ではできない、ディスカッションパートに時間を割く、というのがデイリーニュースの効果的な使い方の根幹となります。
なお、デイリーニュースの記事を音声再生する裏技はこちらの記事で解説しています。
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デイリーニュースの記事を音声再生する裏技!
デイリーニュースの記事パートを、予習・復習のため、音声で聞きたい! という方、多いのではないでしょうか? そんな時使えるのが、各種サービスやブラウザ上でできる、英語の音声読み上げ機能。 英語の音声読み ...
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3.ディスカッションパートに多くの時間を割くべき理由4つ
3-1.自分のことを英語で説明する能力が鍛えられる
あらゆるトピックに対して、自分のことを英語で説明する訓練ができます。
あらゆる記事のデイリーニュースを日々進めていくことで、
自分の興味・関心がない部分であっても、英語で説明できる力がついていきます。
3-2.自分の意見を英語で伝える能力が鍛えられる
英語では「自分の意見」と「その理由」をはっきり説明することが求められます。
普段、「○○な感じ?」「やばい」とか、ふんわりした回答をしがちな方にも、
自分の頭で自分の意見を考える訓練が毎日できるのでおすすめです。
3-3.様々な国籍の人の考え方を直接聞ける機会がある
日本だと全員同じ意見になるような質問であっても、国籍が変われば全く違う意見が飛び出します。
こういう多様な考え方に自宅にいながら触れられるのが、デイリーニュース&DMM英会話の醍醐味です。
3-4.相手の意見に対して、英語で感想を述べる能力が鍛えられる
自分とは視点が違う異なる意見に対して、その意見を尊重しつつ、感想を言う。
ここまでできるようになると、どんな相手とでも意見交換できるでしょう。
4.デイリーニュースの効果的な使い方と所要時間
Exercise 1:Vocabulary ボキャブラリー (所要時間:0分)
「iKnow! で学習する」ボタンを押して、iKnow!で繰り返し自主学習できるパートなので、レッスン中にやる必要性が低いです。
また、かなり時間を取られるパートですので、スキップ推奨。
Exercise 2:Article ニュース記事 (所要時間:約5分)
仮に自分が予習をしていても、ここをスキップすると、講師が記事の内容を理解できない可能性があるので、 さらっと自分1人で読みましょう。
2倍の時間がかかってしまうことになるので、講師に記事を読んでもらわないこと。
Exercise 3:Questions 質問 (所要時間:0分)
記事内のセンテンスをそのまま言うだけなので、英語力向上にはあまり寄与しません。
時間はそこまでかからないので、Exercise 1ほどではないですが、こちらもスキップ推奨です。
Exercise 4:Discussion 議論 (所要時間:約8分)
日本語だと「いい感じ」とかふんわりした回答をしがちですが、英語では結論とその理由の主張をはっきり説明することが求められます。
時事ネタを題材に、何かを英語で説明したり、自分の意見を英語で伝えることを日々訓練できたり、様々な国籍の人の考え方を直接聞けたりすることが、デイリーニュースの人気が高い理由。
自分の意見を言わない講師も多いので、必ず講師の意見も言ってもらうようにしましょう。
講師の意見に対して、何かしらコメントをする場合は相手の意見に対してのリスペクトを忘れずに。
Exercise 5:Further Discussion 一歩踏み込んだ議論 (所要時間:約8分)
Exercise4と同様に、自分と講師の両方が意見を交わせるように進めていきます。
講師にリクエストすべき3点まとめ
上記所要時間でのレッスンにするために講師にリクエストする3点をまとめます。
Exercise 1&3・・・飛ばす
Exercise2・・・生徒1人で読む
Exercise4&5・・・生徒が答えた後、講師の意見も言ってもらう
まとめ
最後に「デイリーニュースの効果的な使い方」をまとめます。
まとめ
1.普通にやると、教材が終わらない上、ただの音読教材になる。
2.Exercise 1&3を飛ばし、Excercise2は生徒1人で読むことにより、ディスカッションパートに時間を割くことができる。
3.ディスカッションパートは講師にも意見を言ってもらうようリクエストする。
以上です。
実際にやってみると、驚くほどディスカッションパートに多くの時間を割けることが実感できるはずです。
是非試してみてください!