世界の文学を英語で読んでいく、「世界の文学」。
洋書一冊を一人で読むのはハードルが高いものの、
レッスンでやることによってそのハードルは大きく下げる事が可能です。
使用されている単語や英文は難しいですが、洋書をいつか読めるようになりたい、
という方には特におすすめの教材。
ということでこの記事では、
DMM英会話の「世界の文学」教材はどんな感じかを知りたい!
自分でもできるレベルなのかを知りたい!
などの疑問に応えるべく、本教材の特徴をまとめていきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
この記事はこんな方におすすめ
- 「世界の文学」教材の難易度を知りたい
- 「世界の文学」教材がどれぐらいの期間で消化できるかを知りたい
- 「世界の文学」教材の構成を知りたい
- 「世界の文学」教材の効果的な使い方と所要時間を知りたい
- 洋書を読んでみたい方の第一歩に、「世界の文学」がおすすめの理由を知りたい
1. 「世界の文学」教材は、上級者向け
ではまず、「世界の文学」教材の難易度から見ていきましょう。
「世界の文学」教材は、レベル9〜10の教材で、上級者向け。
DMM英会話レベルと、その大枠の目安、TOEIC、英検のスコア換算した表を上げておきます。
DMM英会話レベル | 英語でできること | TOEIC | 英検 |
1 | アルファベット、数字、あいさつ、基本的な表現が使える | 0-110 | 5級 |
2 | 身近なものについて質問のやりとりができる | 120-165 | 4級 |
3 | 自分の日常生活や気持ちの説明ができて、買い物など基本的なシチュエーションにも対応できる | 170-215 | 3級 |
4 | 簡単な日常会話を楽しめる | 220-335 | 準2級 |
5 | 旅行中に問題なくコミュニケーションが取れる | 340-530 | 2級 |
6 | 日常会話を問題なく楽しめる | 535-655 | 2級 |
7 | 字幕なしでもテレビや映画が分かる | 660-775 | 2級 |
8 | 職場で外国人の同僚とコミュニケーションが取れる | 780-850 | 準1級 |
9 | いろいろなボキャブラリーを使ってネイティブとスムーズに会話ができる | 855-935 | 準1級 |
10 | 外資系企業で学習中の言語を流暢に使える | 940-990 | 5級 |
「世界の文学」教材の難易度を難しくしているのは、後半の要約部分と議論パート。
本文に対して翻訳機能はない上に、要約したり議論したりするので、しっかり本文の内容を理解しておく必要があります。
2. 「世界の文学」教材の教材数は159(毎日1教材で約5ヶ月)
「世界の文学」教材は、4カテゴリ、全159の教材で構成されています。
毎日1教材ずつやっていけば、5ヶ月で終わる量です。
4カテゴリの内容と教材数の詳細は下記の通り。
おすすめは教材数が短く、ストーリーに馴染みがある「ロミオとジュリエット」。
大枠のストーリーが頭に入っていれば、多少英語で理解できない部分があっても、十分ついていくことができるでしょう。
カテゴリ | 内容 | 教材数 | DMM英会話レベル |
Alice in Wonderland 不思議な国のアリス | 子供向けファンタジー小説ですが、上級者でも英語のだじゃれや隠喩、その他の比喩表現など英語の知識を広げることができます。 | 107 | 9 |
The Happy Prince 幸福な王子 | 「幸福な王子」はオスカー・ワイルドの有名なショートストーリーです。王子とつばめの興味深い物語は、愛、犠牲そして慈悲の大切さを教えてくれます。 | 11 | 9 |
A Christmas Carol クリスマスキャロル | チャールズ・ディケンズのこの有名な小説は、何百年もの間読み聞かせとポップカルチャーに影響を与えています。人間性の向上、親切、クリスマスの精神についてのお話です。 | 26 | 10 |
Romeo and Juliet ロミオとジュリエット | シェイクスピアの最も有名な戯曲の一つである「ロミオとジュリエット」は、自らの死をもって家族間の憎しみに終わりをもたらした若いカップルの悲劇的なロマンスです。 | 15 | 9 |
3.「世界の文学」教材の構成と一般的な所要時間
ここでは、「世界の文学」の教材構成をご紹介します。
1:Vocabulary ボキャブラリー(所要時間:約5分〜10分)
まずはお馴染みのボキャブラリーパート。時間節約のためにスキップ推奨、と言いたいところですが、
レベル9以上の教材ということで、結構知らない単語が含まれていることが多いです。
このあとの本文で出てくるので、スキップするにしても、単語の意味だけはしっかり抑えておきましょう。
2:Book Passage 本文(所要時間:約4分〜8分)
本の内容部分となります。時間の都合上、1人読み推奨です。
3:Questions 質問(所要時間:約3分)
本文の内容に対しての質問です。記事内に答えがあるので、そのまま答えていきます。
4:Language Practice 語彙・文法の問題(所要時間:約1分)
似た意味を持つ単語を選択する問題。こちらも単語自体の難易度が高く、所要時間時間も短いので、さくっとやっておきましょう。
5:True or False 正誤問題(所要時間:約2分)
本文の内容を表現した文章に対して、TrueかFalseかを答える問題。
6:Discussion 議論 (所要時間:約4分〜8分)
本文の内容を題材に、自分の意見などを、英語で言うパートです。
自分の意見だけ言うと4分、講師の意見も聞くと8分かかります。
洋書を読んで外国人と意見交換できる体験が気軽に出来ます。
7:Summary まとめ(所要時間:約5分)(※「不思議な国のアリス」のみ)
「不思議な国のアリス」は「語彙・文法の問題」「正誤問題」という2つのエクササイズがなく、代わりに「まとめ」が登場します。
本文の内容を要約するということで、ハードルは高いですが、
自分の言葉で言い換えて説明することになるので、英語力がつくエクササイズです。
4.洋書を読んでみたい方の第一歩に、「世界の文学」がおすすめの理由3つ
洋書を読もうとして数ページで諦めた、読みきれない状態で眠っているという方も多いと思います。
そんな方にこそ、この「世界の文学」を使ってみてほしいです。理由は3つあります。
4-1.毎日のレッスンでやると決めることで、ルーティンにできる
洋書を読むということは非常にイレギュラーな時間なので、時間を捻出することがなかなか難しいです。
「英会話レッスンをする」という慣れている行動の中に、洋書を読むことを組み込んでしまえば、毎日苦労することなく続けられれます。
4-2.無理のないボリュームに分けて、少しずつ読み進められる
洋書は英語だらけで、見開きで見ると、その英語の量はまるで呪文のようで圧倒されます。
「世界の文学」では、デイリーニュースとほぼ同程度のボリューム。
量に圧倒されることなく、少しずつ読み進めることができます。
4-3.コピペで一気に翻訳可能
洋書を読んでいて、分からない単語が多すぎると、辞書を使いまくることになり、時間がかかりすぎる。
加えて、辞書を引いている時間のほうが長いと、単語学習と化して、話が全然頭に入ってきません。
「世界の文学」はオリジナル教材ですので、全文コピペ可能。
レッスンで使っていて、知らない単語多すぎて意味が分からないという時は、
Google翻訳やDeepLなどにペーストするだけで、ざっくりとした日本語訳を知ることも可能です。
「世界の文学」に限らず、上級教材すべてに言えることですが、この機械翻訳を奥の手として持っておくと安心です。
5.「世界の文学」教材を実際に見ることはできる?
「世界の文学」教材は、会員・非会員問わず、予約有無問わず、いつでも閲覧できる教材となります。
こちらに「世界の文学」教材トップページへのリンクを貼っておきます。
英文に実際に目を通してみる、必要なら翻訳ツールに全文コピペで入れてみて、
・全くお手上げ
・翻訳ツールを使えばなんとかいける
・翻訳ツール不要、十分いける
などなど、ご自身の英語力的に対応できるか、確認してみてください。
まとめ
最後に「世界の文学」教材の特徴をまとめます。
まとめ
1.難易度:上級者向け
2.教材数:159(毎日1教材で約5ヶ月)
3.「世界の文学」教材の構成と一般的な所要時間
└Vocabulary ボキャブラリー(所要時間:約5分〜10分)※ほぼなし
└Book Passage 本文(所要時間:約4分〜8分)
└Questions 質問(所要時間:約3分)
└Language Practice 語彙・文法の問題(所要時間:約1分)
└True or False 正誤問題(所要時間:約2分)
└Discussion 議論 (所要時間:約4分〜8分)
※Summary まとめ(所要時間:約5分)(「不思議な国のアリス」のみ)
4.洋書を読んでみたい方の第一歩に、「世界の文学」がおすすめの理由3つ
・毎日のレッスンでやると決めることで、ルーティンにできる
・無理のないボリュームに分けて、少しずつ読み進められる
・コピペで一気に翻訳可能
以上です。
DMM英会話の「世界の文学」教材の概要がざっと掴めたことと思います。
是非レッスンで使ってみてください!