テーマに沿って英語で説明したり、意見を述べたりする教材、「テーマ別会話」。
ニュース記事を読んで、その記事を元にディスカッションをするデイリーニュースとは違い、
質問を読んで、その質問に対して説明や意見を述べるため、
レッスン時間のほとんどを自分の発話に使える教材となっています。
・「テーマ別会話」教材はどんな感じかを知りたい!
・自分でもできるレベルなのかを知りたい!
などの疑問に応えるべく、「DMM英会話のテーマ別会話教材の特徴」をこの記事でまとめていきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
この記事はこんな方におすすめ
- 「テーマ別会話」教材の難易度を知りたい
- 「テーマ別会話」教材がどれぐらいの期間で消化できるかを知りたい
- 「テーマ別会話」教材の構成を知りたい
- 「テーマ別会話」教材の効果的な使い方と所要時間を知りたい
1. 「テーマ別会話」教材は、中級者・上級者向け。初級者には厳しい難易度
ではまず、「テーマ別会話」教材の難易度から見ていきましょう。
「テーマ別会話」教材は、レベル4〜7の教材で、中級者・上級者向け。
DMM英会話レベルと、その大枠の目安、TOEIC、英検のスコア換算した表を上げておきます。
DMM英会話レベル | 英語でできること | TOEIC | 英検 |
1 | アルファベット、数字、あいさつ、基本的な表現が使える | 0-110 | 5級 |
2 | 身近なものについて質問のやりとりができる | 120-165 | 4級 |
3 | 自分の日常生活や気持ちの説明ができて、買い物など基本的なシチュエーションにも対応できる | 170-215 | 3級 |
4 | 簡単な日常会話を楽しめる | 220-335 | 準2級 |
5 | 旅行中に問題なくコミュニケーションが取れる | 340-530 | 2級 |
6 | 日常会話を問題なく楽しめる | 535-655 | 2級 |
7 | 字幕なしでもテレビや映画が分かる | 660-775 | 2級 |
8 | 職場で外国人の同僚とコミュニケーションが取れる | 780-850 | 準1級 |
9 | いろいろなボキャブラリーを使ってネイティブとスムーズに会話ができる | 855-935 | 準1級 |
10 | 外資系企業で学習中の言語を流暢に使える | 940-990 | 5級 |
この教材はテーマに沿った質問に英語で答えていく教材です。
「あらゆるトピックに対して英語で説明する力を磨ける」一方で、英語で説明する基礎能力がないと厳しい教材となります。
レベル6までの教材は翻訳機能を使える
各記事の右上にある「翻訳を表示」というトグルをONにすると、日本語訳を表示することができます。
翻訳をつけることで質問そのものは理解できるようになるので、中級者の方は使っていきましょう。
2. 「テーマ別会話」教材の教材数は300(毎日1教材で約10ヶ月)
「テーマ別会話」教材は、3カテゴリ、全300の教材で構成されています。
毎日1教材ずつやっていけば、10ヶ月で終わる量です。
3カテゴリの内容と教材数の詳細は下記の通り。
「賛成と反対」のカテゴリは、翻訳がないレベル7の教材となります。
カテゴリ | 内容 | 教材数 | DMM英会話レベル |
Describing Things 物事の説明 | イベント、場所、人々など説明用トピックをたくさん取り上げています。 | 98 | 4 |
Hypothetical Questions 仮定の質問 | 「もし〜だったら」という仮定の質問に答える練習をすることができます。 | 151 | 6 |
Agree or Disagree 賛成と反対 | テクノロジー、健康、芸術などさまざまなトピックを通してディベートのスキルを高めることができます。 | 51 | 7 |
3.「テーマ別会話」教材の各カテゴリと一般的な所要時間
「テーマ別会話」は「Excercise1」しかない、シンプルな教材。
各カテゴリごとに質問内容が異なります。
カテゴリ1:Describing Things 物事の説明(所要時間:約10分)
テーマに対する5つの質問に答える教材です。
例えば、上の画像では「時間」をテーマにした5つの質問が用意されています。
さらっと自分が回答するだけだと、だいたい10分少々で1教材が終了します。
ボリュームが少ない教材ですので、以下いずれかで対応しましょう。
・自分が英語で答えるだけにして、25分で2教材進める
・講師にも同じ質問に回答してもらい、ディスカッション形式にして1教材で25分フルに使う
・時間があまりない場合は、フリートークに切り替える
カテゴリ2:Hypothetical Questions 仮定の質問(所要時間:約25分)
「もし〜だったら」という仮定で、10の質問に答えていきます。
「何かを説明する」のではなく、「特定の状況であなたならどうするか」を聞かれるため、
「物事の説明」カテゴリより難易度が低く感じる人も多いはず。
カテゴリ3:Agree or Disagree 賛成と反対(所要時間:約10分)
ある意見に対して、賛成/反対かを表明して、その理由を付け加えていきます。質問数は5つです。
カテゴリ1同様、ボリュームが少ない教材ですので、以下いずれかで対応しましょう。
・自分が英語で答えるだけにして、25分で2教材進める
・講師にも同じ質問に回答してもらい、ディスカッション形式にして1教材で25分フルに使う
・時間があまりない場合は、フリートークに切り替える
4.「テーマ別会話」教材を使ったレッスンのコツ
4-1.質問の意図が汲み取りきれず、どんな回答をすれば良いのか分からない場合
講師に先に答えてもらうことで、回答の道筋ができます。
同じ質問を講師にしてみましょう。
4-2.日本語でも回答できないような質問/答えたくない質問が出てきた場合
必ずしもすべての質問に答える必要はありません。
回答できない質問/回答したくない質問があれば、その質問は飛ばしてしまってOKです。
4-3.教材が早く終わって時間が余った場合
質問が5つしかない「物事の説明」「賛成と反対」カテゴリでは、よく時間が余ります。
次の教材に進むのか、講師とディスカッションをするのか、はたまたフリートークにするのか、
事前に決めておきましょう。
5.「テーマ別会話」教材を実際に見ることはできる?
本教材は、会員・非会員問わず、予約有無問わず、いつでも閲覧できる教材となります。
こちらに「テーマ別会話」教材トップページへのリンクを貼っておきます。
まとめ
最後に「テーマ別会話」教材の特徴をまとめます。
まとめ
1.難易度:中級者・上級者向け
2.教材数:300(毎日1教材で約10ヶ月)
3.「テーマ別会話」教材の各カテゴリと一般的な所要時間
・Describing Things 物事の説明 質問数:5(所要時間:約10分)
・Hypothetical Questions 仮定の質問 質問数:10(所要時間:約20分)
・Agree or Disagree 賛成と反対 質問数:5(所要時間:約10分)
4.「テーマ別会話」教材を使ったレッスンのコツ
・質問の意図が汲み取れない場合、講師に先に答えてもらう。
・回答出来ない質問は飛ばしてOK
・教材が早く終わった場合、どうするかを決めておく
以上です。
「テーマ別会話」教材は、どんどん自分から話したいという方にピッタリの教材。
是非レッスンで使ってみてください!